ハングル基礎編では、基本となる「名詞文(~は~です)」を勉強しました。自分が伝えたいこと、話したいこと等を表現するには「形容詞(美しい、きれい等の状態を表す言葉)」「動詞(歩く、食べる等の動作を表す言葉)」「存在詞(ある、ないの存在を表す言葉)」を使った表現(の現在形・過去形・未来形)を習得する必要があるでしょう。
日本語でも「歩く」という辞書に掲載されている基本形だけ知っていても、それを「過去形(歩いた)」「願望(歩きたい)」等といった活用方法を知らないと使いこなせないのと同じです。
韓国語(ハングル)でも日本語と同じように語幹で説明したように活用語尾(語幹を除いた部分)が変化することで様々な表現をします。
それでは、韓国語(ハングル)において、どのように活用語尾を変えるのか?の基本として、3つの活用の種類について説明いたします。
※ここでは概要のみの紹介とし、詳細は各活用変化の具体例のページをご覧ください。
直結型の活用語尾
語幹の最後の文字が何か?といったことに関係なく、特定の活用語尾がつくタイプのものです。
一番簡単なタイプです。
パッチム型の活用語尾
語幹の最後の文字にパッチムがあるかどうか?で、それに続く活用語尾の種類が変わります。
特定のパッチムが欠落したり、変化したり、といったことがあるため、注意が必要です。
陰陽母音型の活用語尾
語幹の最後の文字が陽母音(ㅏまたはㅗ)か陰母音(それ以外)か?で、それに続く活用語尾の種類が変わります。
こちらも、特定の母音の場合に縮約(文字が省略されたり、つながって1字になったり)されることがあるため、注意が必要です。